ベンチ席の下台は、家具工場で製作し、現場にて取付しました。大工さんたちが現場で位置を出し、床にアンカーで固定します。床に固定された下台に、工場で製作してきたレザーの座面と背もたれを設置し、ベンチ席の完成です。座面は取外し可能なので、座面の下は収納スペースとして利用可能です。下台の巾木も、現場で取り付けます。

　背もたれ上部にある目隠しは、高さは床から120cmほどで、隣席のお客様と視線が合わないように配慮して設けております。完全に目線を切る不透明のものでも、目線は切るものの少し圧迫感を減らす半透明のものや、少し重厚感のある縦格子のものでも製作できます。お客様の好みでお選び下さい。

　下台の仕上げ材やレザーはメーカーのものを使用していますので、カタログから自由にお選び頂けます。どのような仕上げ材を使えばいいか分からない場合は、こちらで提案することも可能ですし、雑誌に掲載してある好みのデザインなどを見せて頂ければ、それを参考に仕上げ材を提案いたします。

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